活動内容

新入生歓迎ハイキング

新歓ハイキングとは、新入生の人たちに体験的に登山を楽しんでもらい、部員の人たちと交流することによって、部の雰囲気ワンゲルの活動を知ってもらおうという企画です。 この散策会は一般の学生が対象ですので入部している必要はありません。 気軽にワンゲル部員と一緒に山の良さを楽しみましょう。

例年は天気が良ければ鈴鹿の藤原に登ります。 朝、名古屋駅に集合して鈴鹿山脈へ向かいます。 初心者の人でも簡単に登れるので山が初めての人でも大丈夫です。 春の綺麗な花が咲いている中をワイワイ楽しく登ります。 下山後は、お食事会を予定しています。 参加希望の方は、ぜひ一度、説明会に来てください。 詳細は「新入生へ」に記載してあります。

錬成合宿

夏合宿を安全に楽しく成功させるために、春学期には4~5回錬成合宿が用意されています。最初の2,3回は鈴鹿山系で、後半は八ヶ岳や中央アルプスの山で行われます。 この合宿の目的は長期合宿である夏合宿に向けた体力の育成と歩行技術・基礎的な山行知識の習得ならびに向上であります。錬成合宿に2回以上参加しなければ、セミ・夏合宿には行けません。 入部が遅かった人特別な事情で参加できなかった場合は、別に補行合宿を用意しますので、安心して夏合宿に参加できるようになっています。 それぞれの合宿は土日を使った1泊2日で、費用は一回の山行につき5000円程度です。

セミ合宿

錬成合宿が終わった後には夏合宿に向けての最終確認をするためのセミ合宿が行われます。 この合宿は鈴鹿山脈ではなく、北アルプスや南アルプスなどのより標高の高い山域で行われます。 8月、夏合宿の前に3~5日程度の日程で行われます。

夏合宿

幾多の錬成合宿や講習会を乗り越え,身に付けてのぞむ夏合宿は、ワンゲル行事の中でもっとも大きな行事です。 1週間程度の長期合宿で、壮大な日本アルプス、東北や北海道の稜線を練り歩きます。 そこからの眺めといえば、そこが日本の中でもっとも高いわけですから、上には空しか見えません。 そして、日本アルプスからは、日本一高いはずの富士山が、自分と同じ高さに見え、下界(ワンゲル用語で平野部を指す)では、決して味わえない感動が待っています。 朝は、晴れていれば眼下に雲海が広がり、山のピークが雲の絨毯からまるで大海の孤島のように顔を出している光景に出会えることもあります。 また、山行中には、いろいろな色の高山植物を観察でき、花の美しさを味わえただけで、もう心はハッピー! もちろん、夜には夜空は満点の星で輝きに溢れ、流星が一筋の光となって流れ、サソリ座が大きなS字型を描くのを見れば、きっと君は思うでしょう。 「山は最高だ!」と。 でも、山の素晴らしさはこれだけではありません。 確かに山の景色は最高ですが、それにも増して、「仲間と一緒に登る」ということが楽しさの秘訣です。 暇な時間には食料を賭けてゲームをし、生きるか死ぬかの壮絶なバトルが繰り広げられます。 サバイバルゲームを終えるころには、君はまた一つ成長しているでしょう。 こうして、生き残ったものだけが、っじゃなくて全員無事に下山となります。 でも、これで夏合宿が終りではありません。 そう、そうですね!打ち上げです。 これがまた、筆舌に尽くし難いほど楽しい! 最後に、このひと夏の思い出は、きっと一生の宝物として君の胸の中でいつまでも輝き続けること請け合いです。

養成合宿

夏合宿が終わり、山にも慣れてきたころに養成合宿が始まります。 奥三河へ赴き、SL(サブリーダー)やCL(チーフリーダー)として来年自分がパーティーを引っ張っていける先輩になるための合宿をします。 SLはパーティーの先頭を歩き、パーティーを導いたりメンバーのことを考えてペースの調整をします。 またサイト中は水の管理テント張りの指示をしたりと、重要な役割が多々あります。 最初は慣れないかもしれませんが、合宿を経るにつれてパーティーの先頭という特別なポジションを楽しめるようになります。 先頭は視界がよく、またパーティーで一番にピークを踏めるため、いつもと違う達成感を感じることができるでしょう。 SLとしての経験を重ねていくことで、CLになりたいという意欲も向上します。

春合宿

春合宿は、夏合宿に次ぐ大きなワンゲル行事です。 活動内容、目的、期間等は幅広く、かなり自由な活動ができます。 個人ではなかなかできないことも、たくさん行っています。 海外旅行を始め、離島探検、サイクリング、無人島でボケーっとしているのもあります。 近年は、海外に行くこともあり、制覇した国を挙げると、アメリカ、中国、チベット自治区(中国)、インド、ネパール、タイ、マレーシア、シンガポール、香港、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、エジプト、トルコ、モロッコ、etc.と実にさまざまな国をさまざまな目的で旅行しています。 また、国内では、四国や九州サイクリング、沖縄の離れ島で探検、雪山、ロードワンデリング(歩いて旅行する)、などなど何だってやっちゃえる、それが「春合宿」です。 しかも、企画する人がいて、仲間を集めて行くので、スッゴク楽しいし貴重な体験がたくさんできます。 どうです、いいでしょう。

Part Wandering (略してPW、パーワン)

行事予定が空いている週末などに、行きたい人を募って行きたい山へ登ることができます。 主に錬成合宿終了後のPWや、夏合宿の後の「夏のアフター」、秋休みの「秋のPW」があります。 普通の合宿ではなかなか行けないところも行けてしまいます。 また、下記のロッククライミング、サイクリング、沢登り、川下りや、富士登山などの活動もPWに含まれます。

ロッククライミング

ロッククライミングとは、自分の手足を駆使してひたすら岩に挑むスポーツです。 近年ワンゲル内で組織化されている「岩組」がする活動がこれ。 活動場所は近くのクライミングジム岩場。 基本的に命綱が付いているので落ちても大丈夫スポーツ感覚でできる活動。 他にも実際に山を登りながら岩登りをするアルパインクライミングもしている。 2003年度は、北岳バットレス、剣岳に登攀しました。 2005年度には夏のビフォーPWとして北穂高、前穂高にて、アフターパーワンとして北岳バットレスにてアルパイン。 2006年度には槍ヶ岳北鎌尾根に挑戦しました。 なかなか登れなかった壁が登れたときはとても気持ちがいい。普段の生活にスパイスが欲しい人はぜひ。 いつでも先輩が連れていってくれます。

サイクリング

サイクリング、つまりチャリ旅。マウンテンなりクロスなりを輪行バッグに詰め込んで、列車、船、飛行機でもって目的地へGo! 新緑の上高地や、リーフに囲まれた沖縄、温泉だらけの九州、果てはニュージーランドなどと、自分の旅したい場所気軽に移動できるのがサイクリングのよいところ。 衣食住に関しては、ワンゲルの山とほぼ同じ(つまりテント生活)なので旅費に関しては基本的には安上がり! でも、市街地などを経由する場合にはついつい食費がかさんでしまうことも。 まぁ、おいしいものが食べられるならいいじゃないですか! 2011年度春合宿では台湾をチャリンコで一周しました。

沢登り

普通の山登りは、尾根の登山道を登っていくのですが、沢登りでは、沢の中を水をジャブジャブと歩いて、全身に水を浴びながら滝を登ったり滝坪で泳いだりしながら上流へと遡っていきます。 普通の山登りしか知らない人には、思いもしないことがたくさんつまっていて、山とまったく別の一面を見ることができます。 沢登りで味わう体験感動は、他では絶対に味わうことはできないし、実際に体験するとこんなに素晴らしい場所が日本にあって、こんなに素晴らしい体験ができるんだなあと思うことは間違いないです。 2011年度のPWでは三重県にある大杉谷の滝を拝みに行きました。

川下り

文字通り川を下っていくのですが、決して泳いで下るわけではありません。廃材タイヤチューブを用いて手作りの筏で川下りを楽しむのです。 川下りの魅力は、道から川を見下ろすのと違い、川に触れ、川に入り、川の流れが読めるほど川と親しくなれることです。遠くから見れば穏やかに見える川でも、実際に川下りをすると違う表情を見せるのです。 過去の主な実績は、1991年度の春合宿で9日間かけて日本最後の清流、四万十川を下り、2010年度は和歌山県の熊野川を下りました。 2011年度のPWでは木曽川をゴムボートで下りました。

その他の活動

その他の活動として、バドミントンスキー釣りロードワンデリング(歩き旅行)等もやっています。