(これは今のところ作成中であり、僕の曖昧な記憶だけで てきとうにつくられているので、いろいろ誤った点が有るかもしれませんがご了承ください。)
目次
- はじめに、 (水彩画とは、どんなもの?)
- 画材を買いに行きましょう
- 描いてみましょう
- 描く手順
↓ここからが、メインか??
- 作品中に見る効果的な技法(その1)
白抜き- 作品中に見る効果的な技法(その2)
ガッシュ・かき落とし- 作品中に見る効果的な技法(その3)
1 はじめに(水彩画とは、どんなもの?)
私たちのホームページにあるギャラリーの絵を見てくださった方もいると思いますが、私たちサークルでは、主に「水彩絵の具」を使って作品を作っています。普通水彩絵の具というと、小学校の時使った「サクラ絵の具」とかを思い浮かべる方が多いと思いますがそれとは少し違います。小学校でよく使われるあの絵の具は不透明水彩といい、私たちが使っているのは透明水彩という種類の絵の具です。両者は全く別の物だと考えた方がいいです。簡単な違いをいいますと、不透明水彩では(絵の具:水=1:10)ぐらいで塗るともうきれいな色が出ませんが、透明水彩では(絵の具:水=1:100)でも、それなりの味のある色が出せるのです。
水彩画は様々な技法を使うことにより、いろいろな表現の絵を描くことができます。
そこで水彩画の特徴をいくつか上げていきますと、
- みずみずしい絵が描ける。
いや、決して冗談ではありません。理由は上にも書いたとおり水彩画では水を多く含ませて色を塗るため、とても透明度の高い、澄んだ絵を描くことができます。
例えばこんな作品1
(部の作品で恐縮ですが・・・)- 様々な技法で、表現できる。
光を表現したりするのが得意です。他にも、水彩の本を見ると一度は描いてみたい技法の絵が目白押しです(笑)
- 時間がなくても描けます。(5分から10時間まで・・・)
時間をかけて精密な絵を描こうと思えば、いくらでも時間をかけられますが、反対にさっと色づけをしてみずみずしい感じを出したいとか、水墨画のような素朴さを出すといった描き方にも向いています。だから、風景をちょっとスケッチしたりするのにも向いています。
例えばこんな作品3
(水彩部ではスケッチ旅行という活動があり、その時描いた絵です。)- 画材もそんなに高くありません。
絵の具が1500円ぐらい、スケッチブックが1500円ぐらいから、あとは筆だけです。
ざっとですが、こんな特徴があります。
2 画材を買いに行こう!
透明水彩絵の具は、きっと普通の文房具屋さんでは扱っていないと思います。少し大変ですが、画材屋さんまで足をのばして必要な画材をそろえてください。
大きなデパートとかにはたいがい画材屋さんがあります。私たちがよく行くお店は、地下鉄栄駅のそば、栄 松坂屋、ロフト名古屋等の画材屋さんです。(名前は忘れました。)
(写真のスケッチブックは最小のSMサイズです。→)
- まずは絵の具
絵の具は本によっては3色だけで全部の色を作れる。と書いている人から、それぞれの絵について聞いたこともないような、絵の具を指定している人までいろいろですが、基本的にはやっぱり多くの種類の絵の具を使った方が”楽に”良い色を作れるようです。うちのサークルでは始めは「ホルベイン社の12色セット」1500円ぐらいを薦めています。それである程度慣れてきたら、自分にあった種類の色を増やしていこうということです。
→基本12色以外では、オリーブグリーン、(葉っぱの緑が簡単に出せる色)
セピア、ペインズグレイ(他の色と混色すると良くなる色)
オペラ(蛍光ピンクのような色、アクセントにどうぞ)
などが人気のようです。
- 筆
4,6,8,12,16号の中から自分に合いそうな筆を2本(太と細)を選んでください。水につけたとき穂先がすっとそろいそうなやつを選びましょう。値段はそりゃ高いほどいいんでしょうがまずはそこそこ安い筆で始めればいいんでないでしょうか?〜1000円ぐらいの・・・。あとは、水を引くのに使う1/2インチ幅ぐらいの平筆を用意してください。
- スケッチブック
スケッチブックは結構値段や性質に差がありますが、お薦めはWATOSON(ワトソン)紙、又はCanson(キャンソン)紙を使ったスケッチブック。商品名でいうと
Muse Cubi WATOSON RAPER 163 F−6
(6号サイズのこと、1号ははがき1枚の大きさ)
Montuval Canson F−6
特長は Canson紙は、色が白くて厚め
WATOSON紙、はちょっとクリームがかった白で、 Canson紙に比べると薄め。個人的にはこっちの紙の方が好きかな。値段は両方1800円ぐらい。4号で1200円ぐらい
他にも、「水彩画用」と書かれたスケッチブックならだいたいOKです。ただの画用紙だと水が浮いちゃうので描けないことはないけど、ちょっとだめです。お絵かき帳も不可です。- その他
あとは、パレット。これは特にどんなのでもいいと思うけれど、水彩画を描いた後も、パレットの絵の具はふつう洗わないので、そのまま保存できる2つに折れてふたができるパレットがいいでしょう。それと水入れ、これはコップでも十分です。買いたければどうぞ。マスキングテープ、マスキング液、いきなりそういう技法を使いたい人はどうぞ、