カート・コバーンの魂の叫びである、暗く、痛々しく、壮絶な音たちで埋め尽くされたアルバム。 いつ聞いてもやりきれない気持ちになるのだが、不思議なことに落ち込んだときにこそ、聴きたくなる。 彼の自殺が、より一層アルバムの死臭を強くしていると思えるのだが、もし彼が生きていたら…?
小島真由美のファーストアルバム。 実は2枚目の『二十歳の恋』の方が好きなんだけどね。 青林堂『ガロ』に広告が載ってた変わり者。 典型的天才肌で実に気まぐれ。 ジャジーなバックに50年、60年代の歌謡曲調のメロディー。 活字で表すのがとても困難です。
普通のメジャーアルバムに比べて極端にボーカルの音量レベルが低い。 そのかわりここには5つの肉声がある。 ボーカル、2本のギター、ベース、そしてドラム。 すべての音が肉声のようで、彼らの音の前では自分が丸裸にされてしまう。 ライブではより一層それが顕著になり、その場にいるのがつらくなってしまうほど。
アフロでジャンキーな青年、井上陽水のデビューアルバム。(アンドレカンドレは知らない。) 圧巻なのが1曲目。 泣き崩れるようにしてボーカルがフェードアウト(セルフ)。 考えてんだか考えてんだかわかんない曲だらけ。 キ○ガイですな、まさしく。
靖幸くんがおでぶちゃんになる前の最高傑作。 ほとんどの録音作業を自分でこなしてます。 この人に対する評価は二つ、“気持ち悪い”か"最高”。 僕はこういうおばかさん、大好きです。
誰が聞いてもキチ○イだとわかるアルバム。 この高速ブレイクビーツは中毒性あり。 やっぱ速いのはいいねぇ。 かっこいいトラックってのはここまでやってつくれ、ってかんじのお手本。 キ○ガイだけど、一つ一つまで最高の魂が注がれてます。 実に繊細な音たち。
ゲームミュージックを表舞台へと押し上げたアルバム。 N響がすぎやまこういちのミュージックワークを最高の形に表現しています。 ゲーム、ゲームミュージック、ともに歴史に残る作品。 よくピアノで弾いたもんです。
捨て曲がないアルバムというのは、意外にないものですが、このアルバムはその貴重なお得アルバム。 ブランキーは他にもたくさんいい曲があるけど、アルバムの完成度としてはこれが最高。 ロカビリー色の強い、J-ROCKの至宝。
ヘビーなギターサウンドに日本語のラップ。リズムマシーンのビートに乗せたおばかな歌詞。 ありふれた日常をただただヘビーなサウンドに乗っけた、ドラゴンアッシュの祖先みたいなやつら。 ごめんなさい。うまく表現できません。聴いてやられてください。
BOOWYでギターを握りました。 先に聴いたのは別なアルバムだけど、やっぱりこれでしょ。 ビートロック、バンドをメジャーなものにした人たち。 ファーストアルバムであるだけあって、かなり音がしょぼい。 それがまだパンクっぽくていい。やっぱ最高だね。