第72回東海学生陸上競技対校選手権大会
5月12日(金)〜14日(日)
瑞穂公園陸上競技場
走高跳 鹿野(2)
鹿野:東海インカレという大舞台のなか、記録こそ残すことができず悔しかったが、さまざまな経験をつむことができた。雨かつ五月としては低い気温というコンディションの中、ベストよりも高い高さからの跳躍、ということもあって、不安も多かったが、実際ピットに立ってみると、落ち着いた気持ちで跳躍をすることができた。もちろん技術面、体力面など足りない部分は多いが、メンタル面では、いい経験になったと思う。これを次の名阪戦、東国体、七大戦へとつなげて行きたい。
走幅跳 江口(3) 新谷(3)
江口:助走の距離が合わず、逆足で跳んでしまう始末。まず最低限の課題として助走が考えられたので、200mのテンポ走を安定して走れるようになりたい。
新谷:今回の跳躍はファールが全てであった。風が追ったり向かったりと少し難しいコンディションではあったがそれでも記録を残したかった。残していれば確実に自己ベストが出ていたであろう。次回の名阪戦では必ず自己ベストを出してチームに貢献したい。
三段跳 江口(3)
江口:春季大会と何も改善されなかった。七大までに数ある問題を少しでも克服したい。
砲丸投 田中(2)
田中:前日の夜に、調子を崩し体重が1キロ以上減ってしまい、全くといっていいほどからだに力が入らない中での試技だった。からだが地に着いた感じがせず、グライドにもスピードがなく記録は大学最低となってしまった。しかし、これからも大事な試合でこのようなことがあるかもしれないので、どんな状況下においても結果を残せるようにしたい。まずそれ以前に体調管理をしっかりしていきたいと思う。
円盤投 下浦(3) 山村(3) 田中(2)
下浦:円盤もハンマーと同じく2投目までファールで3投目に記録を残した。何とか記録が残ったという感じで思い通りの投げができなかった。
山村:雨が降っていてサークルが滑りやすいという最悪のコンディションの中の試合で序盤の方では滑ることを気にし過ぎて思い切ったターンができていなくて小さく回っていた。最後のほうでようやく少しはまともな投げができたけど、ちょっと遅くて結局いい感触の投げはできなかった。しかし、今回序盤で形が崩れながらも比較的距離は出ていたので体のほうはだいぶ調子が上がってきているのでさらに上の記録を目指して頑張りたい。
田中:足の怪我はあったが投げるのには支障がなかったので出場した。雨の中で投げるのは初めてだったので対処しきれなかった。しかしそれ以上に怪我でほとんど練習できなかったため、体のキレがなかったことが今回ベストから程遠い結果に終わってしまった原因と考えられる。去年の夏からグランドの人口芝化の影響で練習場所の確保ができなかったが、もうすぐ新たなサークルが届くようなので、サークルを使った練習をしっかりして、今後の試合に備えていきたい。
ハンマー投 下浦(3) 山村(3)
下浦:金曜日の試合ということで2限の講義を途中で抜けて試合に向かった。
1・2投目はスイング・ターン共に安定せずぐちゃぐちゃだった。3投目でちょっと落ち着いて記録を残すことができた。ハンマーの練習をできる環境がないのでいつもぶっつけ本番だ。早く練習環境が欲しい。
山村:投擲練習が場所がないためできていなかったのでイメージのようにハンマーを加速させることができなかった。肩や腕に力が入りすぎていた感じだったので次回は脱力をできるように頑張りたい。でもまずは、練習場所の確保が第一である。
十種競技 松尾(4) 熊代(3) 西川(1)
松尾:
100m:スタートから中間疾走まではスムーズに加速できたけどそれ以降加速できなかった。終盤は崩れることもなく最後までもっていけた。今シーズンは400m対策でスピード練習をしていなかったことが大きく響いた。自分の中で加速ができていないと思えたので練習をすれ修正できると思う。
走幅跳:風があったりなかったりで助走がまともに合わなかった。助走が合わなかったことで踏切も中途半端でまともな跳躍をすることができなかった。去年から助走で上手く踏切につなげることができなくてとりあえず踏切るような跳躍になっていて今回もそのような跳躍になってしまった。今シーズンまだ記録が伸びてきていなかったけどこんな跳躍でも50手前まで跳べたことはそれなりに良かった。
砲丸投:グライドが上手くできなくて気色の悪い投擲だった。けれどブロックが少しできていたと思うので無理やり形にして投げていたようだった。記録はベストに遠く届かずで得点もあまり取れなかった。
走高跳:信大戦からの修正で助走スピードを上げて試合に臨んだが170の2回目の試技の助走の時に右足を攣ってしまいそのまま棄権。
400m:2日目に足が回復することを願ってDNF。
110mH:足が不安だったのでスタートとインターバルではしっかり走れなかったがタイムは2日目ということも考えてもそこそこ良かった。まだハードルに対してしっかり突っこめてないので体が浮きすぎていた。課題の1台目も浮いてしまったが浮いたものの仕方ないとリズムを変えて走ることでなんとかつなげることができた。次の試合では修正をしていきたい。
円盤投:去年から投擲練習の場所がなく不安だった。試合は不安的中で自分の手ごたえのわりに記録は悲惨だった。やはり大学で円盤をもってサークルで回れないのが痛い。練習不足だろうけどこればかりは仕方ない。ベストが2年の時のままというのがわかった気がした。
棒高跳:ピットは向かい風の雨と始めてのコンディションだった。公式練習で急に足が70cmほど届かなくなった。そのまま試技になったが1本目は合わず2本目も合わず3本目でまた足が攣ってそのまま競技終了。
今回は出場選手が16人と多く大会側もタイムテーブルと進行も悪く選手側としても非常にやりづらい試合だった。それに加え気温の低さと雨というコンディションでなかなか集中できない環境だったが七大戦はもっと悲惨だろうからいい練習になったと思って次の試合につなげていきたい。
熊代:今回初めて十種競技に出場した。どの種目においても本来の力が発揮できずに終わってしまった。何よりもPVとJTの負傷により十種競技を完走できなかったことは残念である。初日のLJでは、2本目を踏切板を踏まずに跳躍して6m60を超えていたし、調子が悪くなかったようだ。
初出場と言うことで十種競技の試合運びがわからなかった。次回からは経験が生かせるはずなので、全種目でベストパフォーマンスできるような試合運びをしたい。
西川:さすがに10種では練習不足をごまかして競技をすることができない。本来ならば今年はあまり大会に出ず、体の感覚を戻すことを優先するべきだったがジュニアもあるのでそういうわけにはいかなかった。
10種を通して、特に自分のイメージと体の動きがまったく噛み合っていない。自分の能力を過大評価し過ぎていた。全ての基本である走りがダメなので他の種目もダメなのは言うまでもない。
ジュニアまであと一か月半練習の中でイメージと動きを合わせながら走り込んで行こうと思う。