東海インカレ寸評
<男子トラック> <男子フィールド> <女子トラック・フィールド>
走幅跳 熊代(1)
熊代:「走」を重点的に練習を行って来たので、入学時に比べると走れる身体になってきていたが、まだまだ「跳」の練習が不十分であった。決勝に残る!という意気込みで試合に望んだが、自分本来の高い跳躍ができないまま終わってしまった。また、受験後の安堵感からか集中力が欠けていたことも問題である。大学2度目の大会であり、雰囲気はつかめて来た。また、踏み切りに課題を見つけたので、重点的に練習したいと思う。名阪戦につながるようにこの試合の経験を生かしたい。
総評:福田、松尾とルーキー熊代の三人のエントリーだったが、福田、松尾は調子を合わせることができずに棄権した。この種目は、名阪、七大戦において期待のもてる種目だけにさびしい限りである。是非、今後はしっかりと調整して試合に合わせてもらいたい。
三段跳 鈴木泰(4)
鈴木:この大会で今シーズン3つめの試合となった。今までに比べ冬練をこなしており、春先から調子は良かったのだが、前2試合はカラ回りしてしまい散々な結果となってしまった。今大会は前2大会に比べ練習も不十分であり、当日もほとんどアップができなく、次の大会への練習のつもりで色々試してみた。前2試合は助走スピード重視で、そのスピードを生かして跳ぼうと試みたが、逆に失速してしまい、ただ高いだけの跳躍となってしまった。今回はスピードは意識せず、リズムと助走中のバウンドのイメージを考えて助走の延長の跳躍を心がけてみた。昨年や前2大会を振り返ると練習を良くした時ほど記録は悪かった。これは、助走スピードを上げるに従って弾むような助走でなくなってしまったためだと考える。自分の跳躍はスピード系ではないので、いかにリズミカルにかつスピードを上げるか、これから貴重な時間を使って練習していきたい。
総評:福田は棄権したが、鈴木泰はあと一歩(3cm)で表彰台と非常に惜しいところまで行ったが、学連、研究室の忙しさを考えれば、最高の結果ではないだろうか。去年同様、この勢いで七大戦まで行ってもらいたい。
砲丸投 中村(M2) 津村(4) 野田(3)
中村:昨年秋に膝を怪我して以来、まともな練習ができていない。動きと気合でどこまでカバーできるのか、自分でも少し楽しみにしていた。雨で皆の記録が低調になるのを見越して、2投目に勝負をかけたが、足止めを踏んでしまい、また膝を痛めてしまった。6投目で記録を伸ばしたものの、目標としていた13mにも表彰台にも届かず終わってしまった。高い代償だったが、甘い考えを打ち砕く良い薬になった。
津村:今シーズンは、昨シーズンに故障してしまい満足な冬練が出来なかったことから、苦戦することはある程度予想していたが、目標としていた東海インカレで1年の頃よりも劣る記録を残してしまったのは非常に残念だった。自己ベストを出せば8位入賞の可能性もあっただけに、なおさら悔やまれる。今後の課題としては、頭の中だけでイメージを作るのではなく、ビデオを見て確認し、投擲フォームの改善を図る、グライドの初速を上げるために瞬発系の練習を取り入れる、の二点が上げられる。本来ならインカレが終わった時点で学生競技者としてはほぼ終了のはずであるが、ありがたいことに名大には七大戦というもう一つの目標とすべき大会があるので、あと二か月間は上記の二点を意識し、戦力となれるように励みたい。
野田:またしても9mを出せなかった。一投目で感じとして悪くないと思い二投目三投目思いっきりいったつもりがかえって力みを生んでしまい高さを出す事ができなかった。高さを出すための左腕の振り、引き付けをもっと練習しなくてはならない。その上で砲丸に威力をより伝えるために押し出しのスピードを、腕の押し出しを早くするという意識ではなくある一点で一瞬で投げるという感覚で、あげる事が今回の試合からあらためて認識させられた課題だと思いました。
総評:中村の穴は大きいとしか言い様のない内容であった。十種の森田、ルーキーの山村は確実に10mを越えているだけに専門の選手に奮起してほしい。絶対的なパワーがものを言う種目だけにパワー=力×スピードと言うことを忘れずに七大戦に向けてがんばってもらいたい。
円盤投 中村(M2) 下浦(1) 山村(1)
中村:練習投擲の感じが意外に良かったので、信大戦よりは記録が出るだろうと思っていた。その感覚通りに、2投目で今日の目標だった35mをあっさり越えた。「動きを工夫すれば、勝負になるかもしれない」と欲を出して、色々工夫してみたが、やはり、練習できていないと体がついてこない。何とか6投目に記録を伸ばしたものの、順位は変わらず、5位に終わってしまった。順位に不満が残るが、練習量から考えると記録は予想以上に良かったと思う。
下浦:1年半のブランク、さらには仮装行列とやらの準備に追いまくられほとんど練習ができていない状態での東海インカレ。結果は惨敗以前の3ファール、記録なしでした。情けない。しかし、これからの課題も見えてきたし、「今度こそは!!」という闘争心も湧いてきた。とにかく早く勝負のできるポイント選手になれるよう、練習あるのみ。
山村:試合の流れとしては1投目にまあまあの記録が出せたのはよかったと思う。しかし、その後に記録を伸ばせなかったのが今後の課題。感覚はだんだん戻ってきたのでこの調子で頑張っていきたい。
総評:収穫の多い試合であったと言えるだろう。中村は意地を見せ、練習熱心なルーキー達はこれからどんどん記録を伸ばしていくに違いない。山村に、四年の鈴木基史、森田を合わせれば、名阪、七大戦と中村抜きで戦っていけるだけの戦力は整ったと言えるだろう。他にも選手はいるので、底上げを期待したい。
ハンマー投 山村(1)
山村:久しぶりのハンマーの試合で、しかも練習でも、ろくにハンマーを投げていなかった状態だったので、全く昔の感覚が取り戻せていなくて、さらには緊張までした結果、練習投擲から崩れてしまい、最後まで修正できずに3ファール。本当に今回は情けない結果に終わってしまいとても悔しい。次の試合では絶対に記録を出したい。
総評:さすがに専門選手は違うと言うところを見た。練習もできていないだろうが、軽く40mを越えていた。3F(3ファール)は、大学と瑞穂のサークルの違いに戸惑ったからだろう。しかし、必ず七大では修正してくれるだろう。投擲の中でもっとも期待のできる種目と言える。近いうちに名大新記録が誕生しそうな雰囲気が漂っている。
やり投 鈴木基(4)
鈴木:公式練習中に肩の痛みが再発してしまった。これは事前にテーピング等で防げたものであるので、残念でならない。また、去年と比べると6mほど入賞ラインが上がっていて、少し入れ込みすぎたのも怪我の原因かもしれない。まったく力が入らない状況で一投目に短い助走から記録を残してからは、本来の助走距離に戻して助走を生かした投げに変えたが、まったく合わずに撃沈。明らかな練習不足であるので、忙しい中時間を見つけてやっていきたい。しかし、怪我の状態はあまりよくなく名阪・七大に影響がでることは避けられないだろう。本当にすみません。
総評:去年七大戦でポイントが取れた唯一の種目だが、今年は苦戦しそうである。他の戦力を期待できる状態ではないため、最後まで諦めずに治療・練習に励んでほしい。
十種 森田(4)
毎年自己記録を更新している東海インカレだが、今年は就職活動のためシーズン入りが遅くなっている森田がどう戦うか問題だった。100mのアップの時点で冬場から痛めていた左膝の痛みが再発し、立ち上がりから良くなかった。
100m、走幅跳では全く冴えがみられなかったが、砲丸投で自己ベストを出す。しかしその後が続かず、走高跳1m90、400mは52秒かかり初日は5位。
2日目は得点源の110MHで点を稼ぎたいところだったが、雨天ということもあり他の選手を引き離すほど加点できなかった。次の稼ぎ種目である棒高跳では4m10の1回目の跳躍でボックスに転落し、担架で運ばれるアクシデントに見舞われた。ここで競技終了(棄権)かと思われたが、やり投、1500mと主将としての意地を見せ見事完走。結果は6140点で4位と過去のインカレで一番悪い結果ではあったが、担架で運ばれるほどのケガをしながら対校得点を考慮して10種目やり遂げた点に関しては評価できる。まだ本調子ではないようだが、シーズンインが遅れて動きと感覚がまだ一致していない印象を受けた。試合を重ねるごとに記録は上がってきているようなので、今後の試合で主将らしい結果を期待したい。