Gliders & Simulator

航空部員をのせて飛ぶ、もう3人の航空部員を紹介します


ASK21

2005年に導入され、『遙(はるか)』と命名されたドイツのアレキサンダー・シュライハー社製の機体。 UVカットのブルーキャノピーを装備し、パイロットのお肌にやさしい機体である。VHF、トランスポンダ、フライトコンピューターといった普通以上の数の計器がついているため、 初めて乗るパイロットは計器の多さに度肝を抜かれるらしい。入部した1年生はまずこの機体に乗って練習することになる。 操縦性は素直かつ穏便。機体の文字は名大カラーの濃緑を意識したものらしい。

諸元
No. JA21ND
Span 17m (55.77 ft)
Wing Area 17.95㎡ (193.21sqft)
Aspect Ratio 16.1
Max Speed 280 km/h (151kt)
Min. Speed 65 km/h (35ks)
Maneuvering Speed 180 km/h (97 kt)
Min. Sink 0.65 m/s (128 ft/min)
Glide Ratio 34
Empty mass 360 kg (794 lbs)

Discus b

1997年に導入された名古屋大学のディスカスということで『97ND』。名前は『翔遙(しょうよう)』。この機体に乗ることに憧れて入部した人もいるほどカッコよく、同時に美しい機体である。 酷使した結果クラックが目立つようになったため、2008年にポーランドに送ってリペイントを行った。 普段飛ぶときはウィングレットを装着しており、つけた方がカッコいい。 全国大会等の大会では名大の切り札ともなる機体である。

諸元
No. JA97ND
Span 15.00m (49.21ft)
Wing Area 10.58㎡ (113.88sqft)
Aspect Ratio 21.3
Max Speed 250 km/h (135kt)
Min. Speed 66 km/h (36kt)
Maneuvering Speed 200 km/h (108kt)
Min. Sink 0.59 m/s (116 ft/min)
Glide Ratio 42.5
Empty mass 245.09 kg

名大式グライダーシミュレーター(おおとり)

2021年から7月から運用を開始した、日本(世界?)に一台しかない複座型(2人乗り)のシミュレーター。実際の機体(おおとりJA2392)でできており本格的な操縦練習が可能。 操縦感覚はほとんど実機であり、操縦練習のほか実機では難しい緊急時の対応やプロシージャ確認・練習のために使われれている。 現在も開発を継続中であり、3舵以外の操縦系統を連動させるなどを行っている。大学からの支援でグラボが1660Tiから3060にアップデートした。 あいち航空ミュージアムやイオンモール大高で期間限定で展示を行ったり、他大の航空部員の練習に使うなど幅広く使われている。

諸元
Name: Type NUAC double seat glider simulator(Ohtori)
Origination: JA2392, ASK13
PC-CPU Core: i7-6700
PC-Graphics: GTX3060
PC-Software: Windows 10, Condor 2
PC-numDisplay: 4(Capability max 5)
Development Period: 5month
Status: In development & Operation
Price: priceless