名古屋大学交響楽団
第117回定期演奏会

NUSO the 117th Regular Concert

指揮者,ソリスト紹介

森口真司(指揮)

大阪府出身。京都大学文学部を経て1995年東京藝術大学大学院指揮科修了。指揮法を田中良和、遠藤雅古、フランシス・トラヴィス、若杉弘の各氏に師事する。大学院修了後すぐプラハの春国際音楽コンクール指揮部門に於いて第3位受賞(1位なし)、同時にプラハの春国際音楽祭に出演しプラハ放送交響楽団を指揮した。以降東京フィルハーモニー交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ、東京都交響楽団、札幌交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、など全国各地のオーケストラに客演する。また岩城宏之氏に認められ、2003年から2年間オーケストラ・アンサンブル金沢の専属指揮者を務め、定期公演、オーストリア・ベルギー公演など数多くの重要な演奏会で成功を収めた。
オペラ指揮者としてこれまで30を超す作品を100回近く指揮。2002年から2009年まで東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスも務めた。
東京藝術大学、くらしき作陽大学、二期会オペラ研究所講師を経て2008年大分県立芸術文化短期大学音楽科に着任。
現在大分県立芸術文化短期大学教授、大分大学非常勤講師、大分二期会理事。

渡邊智道(ピアノ)

大分県別府市出身。東京藝術大学音楽学部附属高等学校、東京芸術大学卒業。
各地で協奏曲客演、独奏、伴奏、室内楽などの演奏活動を展開。’昔の偉大な巨匠達が体現し、次世代に伝えんとしていた真の芸術としてのピアノ奏法、響の在り方の追求、復活、伝承’を理念として、雁部一浩氏、内藤晃氏、斎藤正樹氏と共に「ピアノ芸術研究会」を結成。ロマン派の音楽の普及に努めると共に、ニューヨーク・スタインウェイを管理する池の端スタジオにて教室を開講する。作曲や文筆においても活動。
2019年、ディスクアート(発売元・コンフォート)より、1887年製ニューヨーク・スタインウェイ、’ローズウッド’を使用したデビューアルバム「渡邊智道 バッハ&ショパン」をリリース。