機体の速度を測ったり、方向転換の操縦部分を製作します。そのためのプログラムも組みます。
電装ってなにするの…?
人力飛行機はあまり電気を使わないイメージがありますよね。
実際は結構たくさん使います。
電装の仕事は主に二つに分けられます。
一つ目は、機体を操縦する操舵系の仕事です。
サーボモータというものを電気的に制御することで、尾翼を動かします。これがないと人力飛行機は右にも左にも行けません。電装班の受け持っている仕事の中で最重要といえるでしょう。
また、翼の後ろに付いているエルロン(補助翼)も同様にサーボモータで制御します。
尾翼はヨーの制御をするのに対してエルロンはロールの制御を担います。
二つ目は、機体の状態を計測する計測系およびそれらをパイロットに表示する表示系です。。
人力飛行機が琵琶湖上で飛ぶのに必要な情報としては対気速度や高度、位置情報があります。それらの情報をピトー管や高度計などで計測するのが計測系、それらをディスプレイに表示するのが表示系というわけです。
一連の製作が終わるしっかりと動作するかを確かめるために、動作実験を行います。右図は、ピトー管の動作実験の様子です!学部1,2年生ではなかなか入れない施設にはいり本格的な実験を行います。様々な困難にあいながらも完成させた装置が問題なく動作してくれたときの喜びと達成感は何物にも代えがたいです!!
もっと詳しく!
サーボモータやピトー管などはマイコンを使って制御します。マイコンの代表例としてはArduinoが挙げられます。
僕らがArduinoに「こういう処理をして」と伝えるわけですが、「こういう処理」はC言語を勉強しなければいけませんし、その他回路の作り方を学ぶ必要もあります。
自分で学ばなければいけないことも多い大変な班ですが、一番成長を感じられます!
初心者も大歓迎!!先輩が優しく教えてくれます!!