<800m> (男子) 井上 博人(3) 吉岡 朋啓(M2) 早川 慎一(4)
直前の火曜日の練習。200m4本、2セット。期待していた井上の練習内容が良くない。練習過程を失敗したという嫌な
気持ちを抱いた。3名ともにいい動きではなかった。早川は無念の予選落ち。吉岡は実力どおり予選は楽々通過した。
しかし準決勝で敗退してしまった。エースの井上は、決勝までコマを進めた。しかし身体は動かず、7位に終わって
しまった。女子の安川も同様に予選落ち。これは選手ではなく、練習計画を立案し、練習内容を見ていた私の責任である。
本当に申し訳ない。七大戦までにはもう一度考え直して、実力を発揮させてやりたい。
<800m> (女子) 安川 裕子(M1)
前述したように、安川も院生という多忙な中で私のメニューを信じて頑張っていたのに予選落ちさせてしまった。
申し訳ないことをしてしまった。
<1500m> (男子) 久保孝幸(M1) 梶田 拓弥(4) 久郷 達也(M1)
1500mに特化した練習は継続してはいなかったものの、3人とも決勝には進んでほしい。
予選は2着+2。見ることはできなかったが、記録、ラップタイムを考えると、久郷、梶田は、ずるずるとついていけなくなったようだ。結局、久保だけが決勝に進出。決勝は、4時間後。スタート直後、誰も先頭を引きたくないようで、団子状態のまま、ゆったりと進んでいった。1、2周目のラップは70秒越えで、久保ももちろん余裕の表情。800m過ぎに
1人が仕掛け、一気にペースアップ。集団後方の久保は、一瞬対応が遅れたようで少し心配したが、前の方に
あがってきた。めまぐるしく位置が変わる展開の中、1周62秒で1200mを通過した。ラスト300m、上位を狙える期待のあった久保だが、もうひとつ伸びが足りず、8位だった。しかし、予選で好タイムの後、決勝ラスト700mを
ハイペースでカバーしたのは、さすがである。
久保孝幸(M1)
予選4組目に強い選手が3人かたまった。着順で予選を通るのは厳しかったが、プラス4のタイムを意識して3人が
ハイペースでとばしてくれたおかげでうまく予選を通過できた。
決勝はスローな展開で67秒-72秒。勝負を意識しているというよりは皆予選で力を使っているという感じだった。3周目にペースはいっきにあがり、ラスト100まで5番手を走っていたがそこからよれて結局8番。いつものことながらラストにキレがないのが課題だと思う。
久郷 達也(M1)
思っていたほどスローな展開にはならず、ついていくのでいっぱいいっぱいだった。ラスト一周からは全く対応できずに終わった。組的に
決勝も狙える組だっただけに惜しいことをした。うまく当日を迎えられず実力不足である。
<1500m> (女子) 安川 裕子(M1)
大学院との両立を目指す安川。予選を、4分52秒で通過したが、決勝は苦しいレースとなったようだ。まだまだこれからに期待。
<5000m> (男子) 村西 研郎(3) 平岡 悠(5) 田中 佑治(4)
勢いのない愛工大勢の流れを払拭する意味合いもあり、エース格の田中(智)が飛出して速い展開となった。1000mの
通過が2分48秒。村西、平岡は集団の中団に位置している。名大の田中は集団の最後方。ハイペースな流れで、実力のない者が徐々に切り離されていくレースとなった。一番心配していた平岡が元気に集団の前方に位置している。残り
1000mから他校の選手が緩やかなスパートを仕掛け始めた。4200mから平岡もちぎられてしまった。昨年2位の村西は、万全ではない
体調ながら、必死に食らい付いていった。トップと小差の4位ということで実力を見せた。平岡も最後は
ペースダウンしたが14分台で走りきり、大舞台で初めて実力を発揮した。東海学生駅伝1区で好走した田中には、
もっと上の順位と記録を期待していたが、ハイペースを恐れるあまり消極的なレースになってしまった。それでも15分10秒。最低限では
あるが合格点。
<5000m> (女子) 垣津 奈美(M1) 山本 しおり(4) 近藤 日佳理(2)
今年から大学院に入った垣津には優勝を期待していた。しかし名城の一角を崩すことができなかった。名大記録16分39秒をマークするものの不満そうだった。しかし焦ることはない。故障しないでひと夏超えれば15分台も見えてくる。
しおりはインカレ2週間前に男子Eに上げてしまった(私が)ために、疲労も十分抜けず実力が発揮できないレースに
終わってしまった。本人は悔しいだろうが、狙っているところはもっと上にあるので、焦らないで頑張って欲しい。
ひかりはさすがにまだ実力不足である。陸上が好きで、しっかり練習できているだけに前向きに考えれば必ず結果が
付いてくる。
<オープン5000m>
オープン5000mは小雨の中比較的走りやすい状況かと思ったが、3組までの記録がよくない。ライバルとなる愛工大は
3組に集結していたが、15分30秒もかかっていた。最終組は10000mで好走した中京大の渡邉がハイペースで突っ込み同じ、中京大の
安田が2番手。必ず先頭集団で勝負しろという私の命を受けた濱田が敢然と付いていった。安田が離れ、それを交わして前に出ようとした濱田も苦しくなった。実力のある金谷や藤永の集団に飲み込まれてしまったあと数周
付いていったが最後は切れてしまった。また阪口は冷静に走りきり15分25秒をマークした。久保も好調さを見せた走りだった。しかし全般的に記録が振るわず、中京大学が頭一つ抜けている印象だ。
<10000m> 山本 嵩博(3) 藤永 紘其(M2) 羽生田 智彦(4)
山本は順調に練習を積めていた。表彰台も狙える。就活に忙しかった藤永、信大戦苦しいレースとなった羽生田、二人にはうまく流れにのっていってほしい。レースは三重中京大の池田、中田が終始先頭を引き、ラップは72秒から74秒で
推移した。羽生田は、3000mくらいから、先頭集団から離れ、我慢の走り。ラップは78秒前後。80秒はかからず粘った。
山本は、1周目シューズがぬげるアクシデントがあったものの、すぐに履き直し挽回した。藤永、山本は先頭集団に
ついていったが、6000mで藤永、8000mで山本が苦しくなってしまった。山本が30分45秒で4位。藤永が31分、
羽生田が32分だった。中京大、愛工大も2名は、31分前後で走った。今日の名大3選手はもちろん、予選会に向けて、長距離全体として
レベルアップしていきたい。
山本 嵩博(3)
勝負所の前で離され、一人になってからは粘れずに崩れてしまいました。去年から成長がない走りになってしまい悔しいです。上の3人に届くように、予選会までにもう一段実力を上げたいと思います。
<3000mSC> 木村 考貴(M2) 岩永 晃人(3) 飯塚 彬光(4)
木村は終始消極的なレースになってしまい見所のないまま終わってしまった。岩永もまだ強い組では勝負させて
もらえない。パート長の飯塚は、まさかのコール漏れの大失態。今回の障害はあまり見所のないまま終わってしまった。