名古屋大学オリエンテーリング部


用語解説

デフ[でふ]   分類:競技

地図上の情報の一つ。語源不詳。紙面の端にあるピンクの表。地形図と同じくらいオリエンティアが重視するもの。地図に印刷されていない独立したデフが配布される大会もあり、その紙片をデフケースに収める選手もいる。 デフ上端にはクラス、距離、等高差が書かれている。距離と等高差の単位はメートルだったりキロメートルだったり大会によってさまざま。これらはプログラムと大体同じなのでさほど気にしなくてよい。気にするとしたらデフ配布のときに自分のクラスのデフを間違えないようにするくらい。
表の本体部分には様々な情報が凝縮されている。左の列から順に、

  • A…コントロール番号。選手の回るべき順番が1から記されている。
  • B…コントロールコード。運営者がコントロールを管理するための数字。2〜3桁ので表される。選手はこれをたどり着いたポストが隣接ポストかどうかの判定に使う。
  • C…類似の特徴物間の位置。「どの方角の」特徴物かを記述している。近くに似たような特徴物がある場合に書かれる。
  • D…特徴物。デフのメインディッシュともいえる部分。どんな場所にコントロールが配置されているかが書かれている。
  • E…特徴物の形状。本来は「浅い」「深い」などが書かれる場所。でもよく見かけるパターンでは「道と道の分岐」という説明において二つ目の「道」を記述する場所。
  • F…特徴物の大きさ。「○m×○m」などが書かれている。でもよく見かけるパターンでは「道と道の分岐」という説明において「分岐」を記述する場所。
  • G…フラッグの位置。フラッグが特徴物に対してどのような位置にあるかを書く。「〜の曲がり」「〜の北側」「〜の根元」など。ルートによっては特徴物(岩、ガケなど)を回り込まなければならなくなる。
  • H…その他の情報。給水所、救護所、ラジオコントロール(大きい大会で選手の通過情報を発信するコントロール)があれば書く。

  • という構成になっている。
    デフの最後(たまに途中にも)には誘導区間の表示がある。テープ誘導の有無などがわかる。

    管理人が個人的にデフ中で気にするのはB,D,Gの項目。

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