田楽 田楽

田楽

音舞の田楽は広島県山形郡千代田町の大田植から来ています。
「壬生の花田植え」といって田植えと同時に田の神を祭る農耕儀礼でもありました。
「田囃し」と言って、田植えで人を集め、牛に花鞍、早乙女(田植えをする女性)に晴着という盛大な田囃しをした。
これがあまりにも美しくて「花田植え」と言うようになったと言われています。



田楽の魅力

太陽を感じられます。独りで踊るのではなく、踊り手お囃子手みんなで暖かい一つの世界を作ることが出来るのが大きな魅力です。
女の子は後ろからたくさんの声援を受けてとても幸せな気持ちで田植えをします。

一直線に並んでやる田植えの風景と、のびやかに掛ける声、みんなから聞こえてくる声が魅力だと思います。

広島県の庄原で今も行われいてる花田植えが元と言われています。
のんびりと春の風を感じ、空を感じ、土と共に生きる人達が主役です。
田植えをする乙女とそれを囃す男達ののんびりとした空気に癒されます。