名古屋大学柔道部は、一般的な柔道だけでなく、独自のルールを採用した「七帝柔道」と呼ばれる柔道にも取り組んでいます。

七帝柔道について

一般的な柔道と比較して、七帝柔道には2つの特徴があります。

1つ目は、試合方法。
一般的な柔道では、個人戦がメインです。
それぞれの選手がたった1人のチャンピオンを目指して試合をします。

一方、七帝柔道では勝ち抜き方式の団体戦によって争われ、チームの勝利を目指します。

2つ目は、試合における寝技の自由度の高さ。
七帝柔道の試合では、一般的な柔道とは異なり、立ち技の攻防なしで、いきなり寝技に持ち込むことが認められています。

寝技は立ち技よりもセンスを必要とせず、練習した分だけ力がつくと言われています。
また、立ち技のように一瞬の隙をつかれて敗れることは少ないです。

「チームの勝利」という目標を達成するために、
努力が成果につながりやすく、確実性の高い寝技が七帝柔道では重視されています。

詳細は以下動画をご覧ください。

名古屋大学柔道部について

名古屋大学柔道部では、試合中の選手に指示をしません。

試合中にそれぞれの局面で求められる役割を自ら考えて、実行に移すことができる選手になることを期待しているためです。

また、試合中の選手に声援を送りません。
そのかわりに、いいプレーに拍手を送ります。

これらのことは、チームの勝利のためには不利に働くのではないかと思われるかもしれませんが、試合の畳に上がった選手を信頼して、全てを託します。

各自が求められる役割を果たせる選手となり、チーム全員で互いを信頼できるようになるためには、日々の練習の積み重ねが重要となります。

名古屋大学柔道部は、「練習量が全てを決定する柔道」の言葉を信じて活動しています。
性別、国籍、柔道経験を問わず、苦楽をともにしてくれる仲間を歓迎します。

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