1.印刷する
2.記入する
・曲ごとのPA表
・全体のPA表
3.おわりに
PA表をこちらからダウンロードして印刷してください。
PA表は曲ごとのPA表と全体のPA表の2つがあります。それぞれ印刷すると以下のようになります。
まず大きく曲名、組名、曲順を書きます。このとき目立つように赤色で書いてください。
次にその曲のMC、演者の名前、担当楽器を割り当てられたマイクの番号の位置に書きます。
担当楽器は以下のようにして略して書いてください。
ケーナ→Q
サンポーニャのマルタ→ZaM
サンポーニャのサンカ→ZaS
サンポーニャのトヨ→ZaT
ボンボ→Bo
チャランゴ→Ch
ギターストローク→GSt
ギターベース→GBa
ボーカル→Vo
その他→そのまま名前を記入
サンポーニャを持ち替えたりギターがストロークとベースどちらもあったりするような場合は単にZaやGなどと書いてください。
前曲と次曲の欄も同様に記入してください。これらの欄は簡略的なPAの場合では省略可です。
中央の欄を記入していきます。
練習の録音または原曲を聴きながらその楽器が演奏されている始まりと終わりの時間に横線を引きます。その2つの線を矢印で結び、矢印の右にその楽器を書きます。チャランゴであればストロークと爪弾きを別で書いてください。
このとき、時間はおおざっぱでいいです。縦の軸が30秒ごとに区切られているのでだいたいの箇所に線を引いてください。横線の横に具体的な時間を欠くこともありますが基本は省略して構いません。
フリーハンドではなく定規を使ってください。
右ページの演者備考にはPAに向けてマイクごとの注意を書きます。
演奏備考にはその他必要に応じて何かしらを記入します。
また、どれが最新のものかわかるように作生年月日を必ず記入してください。
組名は赤色で大きく記入してください。
曲目一覧を項目に従って埋めてください。
マイク番号は曲ごとのPA表と同じ要領で埋めてください。このとき、MCのマイクには丸をつけてください。
以上で完成となります。
以上でPA編は終わりです。
PAはだれかにまかせっきりにするのではなく、皆で知識と伎倆を共有しながら行いましょう。なぜかと言えば、リスク分散という意味もありますが、それよりもPAを学ぶことで見えてくる音楽の姿もあると思うからです。
練習は生音で行いますが実際にはマイクを通しての発表となります。そのためPAについて深く理解しておいて損はないでしょう。また、この音がいいとかこれじゃだめだとか、PAを話題に友人と話すのもなかなか楽しいものです。
PA編で解説した内容はPAの初歩の初歩です。もっと解説すべきことはあるのですが、気が向いたら記事として追加します。当面はぜひご自身で調べてみてください。