2014リザルト

いびがわマラソン
開催地:岐阜県揖斐川町
日時:2014/11/09
距離:フル
気候:雨
フルの部
総合順位 氏名 総合記録
1251 白尾高 3:54:16(グロス)

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名古屋アドベンチャーが風邪で出れなかったので、友人に誘われて申し込んでおいてよかった。前回の掛川マラソンの時、エイドで食べれると思ったら思ったよりエイドがなく、完全にお腹のすいた状態で走っていたことを反省し、今回はパワーバーを6つ用意した。一般にランの消費カロリーは、走った距離(km)×体重(kg)=カロリー(kcal)で求められ、今回のフルでは42×60=約2500kcalと見積もった。これに対し成人男性が体内に貯蔵できるグリコーゲンは1600kcalであり、この差分の900キロカロリーを補給する必要があった。パワーバー1つは120kcaなので携帯したのは合計720kcal、残りはエイドでと思っていたが、これはあとでもう2つ必要だったと後悔した。あまり補給食が重くなるのがいやだったのだが、実際走ってみるとエイドはかなり人が密集し、食べ物が置いてあるかを判断し、取るためには一度止まらないと無理だったため、結局エイドで食べることは1度もなかった。さらに、エイドでは自分の食べたいタイミングで摂ることができない。30分に1度パワーバーを1つ摂り、30km手前で食べつくし、あとは走り続けたが、ゴール直前に若干エネルギー不足を感じたので、やはり900kcalという仮定は自分にとっては合っていたことが分かった。
ペース管理は、最初はゆっくり入って心拍が落ち着く今のATレベルを探し、168あたりを維持して走った。自分は坂で息が上がりやすいのを自覚していたので、坂で人に抜かれても心拍を維持することに腐心した。この結果、いつもペースが落ちていく自分として信じられないようなレースができた。20km~25kmあたりで急激な疲労があったが、ペースを維持しながら我慢し続け、ラスト5kmからスパートをかけられた。しかし、上り坂から飛ばし始めて一時は心拍が190に達し、後半2kmでバテてしまったので、完全にタイミングが早かった。しかし、最後を除けば、自分の力を99%出せた会心のレースだった。
いびがわという大会については、これまで出た中では最高のマラソン大会だった。コースは揖斐川沿いの美しい景色を見ながら走ることができ、そこかしこにセンスの溢れる応援メッセージや、雨の中熱心に応援してくださる地元の方や子供たちがおられ、とても元気をもらった。Qちゃんこと高橋尚子が坂の手前で待っていてハイタッチ(しかも2か所で)をしてもらい、テンションが上がった。例年開始数十分で定員に達するこの大会だが、人気の理由が分かった。また来年も頑張ってエントリーして出たい。
(白尾)