第33回 全国都道府県対抗自転車競技大会
開催地:熊本県順位 | 氏 名 | 総合時間 |
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27 | 寺本 道彦 |
順位 | 氏 名 | 総合ポイント |
---|---|---|
7 | 寺本 道彦 |
<ロードレース>
今回のコースは1周44.6kmのコースを3周する133.8kmのコース設定であった。スタートしてからコース終盤まではロードレース的には全くのフラットなコースで、終盤に5km近くの登りがあり高低差は400mにもなる。同日にシマノ鈴鹿ロードレースが開催されていたこともあって、シマノ、ブリジストンの選手は来ていなかった。
レースは平坦部分でアタック合戦が繰り広げられ、先頭集団は常にハイペースであった。2周目に3人のエスケープが成功し、集団との差を1分以上に広げたようだったが、3周目で吸収される。3周目に入ってもなかなかペースは落ちず、僕は最後の坂で置いて行かれる。結局110名出走、29名完走のうち28位でゴール。
ロードレースでの完走は評価されるべき事でないというのが僕の持論ですが、自分個人としての目標として、完走が果たせたので自分の中では満足しています。ただ、距離に自信がなかったので、終始消極的なレース展開となってしまったことはざんねんです。
<ポイントレース>注1
ポイントレースについてはよくわからないと思うので詳しい説明はよしますが、今回の目標は予選突破でした。予選は僕の予想通り、有力選手によるエスケープ(逃げ)があり、それを追う展開でした。僕もそれを追って集団から飛び出し、その時に稼いだポイントで予選を突破しました。
決勝は予選突破という目標がすでに達成されていたので、すごく気楽に行けました。だから、大穴狙いで、大敗か、大勝かといった作戦を立ててのぞみました。結果は予想がドンピシャリ的中しました。はっきり言って超大穴だったかも知れません。でも、心の底では入賞を狙ってました。もう少し欲を出して上を狙ってもよかったかも知れませんが、まあ今の実力ではこんなもんではないでしょうか。最高の上出来です。
<まとめ>
大学院に入りそんなに練習をしているわけではないのに、着って[ちゃくって](自転車用語で入賞のこと)しまって、大変驚いています。力が少々あったとしても思うように勝てないのが自転車レースで、多少なくても頭で何とかなるのも自転車レースです。そこが面白いところなんですが、なんだか自分自身びっくりです。正直なところは、ロードで勝ちたかったのですが、今のところロードの足はトップクラスには
及ばないような気がしてます。今週末はインカレです。何とか楽しいレースができればいいなと思っています。
注1ポイントレースとは
競輪場みたいなところで、予選16km、決勝30kmで行なわれました。基本的にトラックをぐるぐる回り、2kmおきの(今回の熊本競輪場は500mトラックなので4周回に1回)スタート地点を上位4位までで通過すると5,3,2,1点のポイントがもらえます。結局最後まで走って点を多く取った人が勝ちです。a