昨年の研究は・・・
昨年の活動としては、新型コロナウイルスが蔓延するなかでしたが、部室で感染防止策をしっかりととりながら部会をおこないました。
昨年から、新型コロナウイルスの感染拡大のなかで、医療現場が崩壊状況に陥り、またコロナを口実にした労働者に対する解雇や賃金カットが相次いでいます。他方で安倍・菅両政権は「GoTo」など一部の大企業が儲けをあげる政策を実行してきました。
それと同時に「機能する日米同盟を基軸」とする(菅首相)といいながら、中国を敵視するアメリカとの日米安保同盟の強化に突き進んできているのが菅政権です。
そして、こうした国策を進めるために、「日本学術会議の会員任命拒否問題」に端的なように、政府に楯突く団体などを強制的に排除してきています。
こうした安倍・菅両政権の動向からわたしたちは、彼らが大企業を儲けさせるために、またアメリカに付き従って日本を戦争のできる国にするために動いているのではないか、そのために労働者・学生・民衆に戦争や貧困を強いているのではないかと危機感を持ちました。
そこでわたしたちは、コロナ感染拡大のもとでの貧困の問題や、沖縄・辺野古への新たな米軍基地建設といった日米安保同盟の強化の問題などを分析し、わたしたち学生や労働者・民衆に貧困と戦争をもたらす政府の政策の危険性を明らかにしてきました。
また、現段階の日米安保同盟の強化について考えるために、日米安保同盟の歴史を調べ、分析することもおこなってきています。
部会をおこなってきての部員の感想は、「新入生へ」に掲載しました。ぜひ見てくださいね。