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「ロードス島戦記5 王たちの聖戦」
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「ロードス島戦記5 王たちの聖戦」
水野良 角川スニーカ文庫
大人気のロードス島も、ついに五巻だ。ヒロイックファンタジーが馬鹿売れしているなかで、一番の稼ぎ頭ではないだろうか。確かにこういってはなんだが面白い。なぜなら、ストーリーが単純明解だからだ。僕個人としては、それより、読みやすいという点を強調したいが。複雑な設定など一つもない。ありふれた内容、読みやすい文章。数あるヒロイックファンタジーのなかではぴか一だ。今回は中編が三つあるがどれも差し当たる特徴のある作品ではなく、まあ、体のいい中だるみと言ったところだろうか。
しかし、本当に出渕という人はキャラクターを書くのがうまい人だ。ロードス島が売れているのはこの人のおかげじゃないだろうか。
僕の本棚にはヒロイックファンタジーの本が山のようにあるが、一番まともで一番読者(当然対象は、中学生、高校生)に受け入れられやすいのがこのロードス島だろう。同じ角川のあるアルスラーン戦記との対象をやってみるのも面白いかもしれない。しかし、アルスラーンは、人間だけの世界だから、言ってみればパラレルワールドのようなもので、まるっきり設定が違うなあ。グインもエルフやドワーフが出てくるわけじゃないし。結論を言えば、ロードス島は、明らかに日本人受けをねらった作品ということだ。
と、すれば、FSSとなんだか感じが似ているなあ、と思っていた僕の考えがかすかに証明されることにならないだろうか。
あっ、そうだ。FSSの新展開で、と言っても、挿入部分だけど、SFをやっていたんだと作者が言っていたのがあった。うーん、FSSはいいよなあ、あれほどなんでもありなのはうれしくてうれしくて。僕はスペクターが好きなんだけど、彼のエピソードはそれほど用意していないと言っていたが、僕が勝手に創作してMSに載せようかしら。よしっ、今から作るぞ。
さて結論だ。さっき結論を言ったが、再び。これはこれでいいんじゃないでしょうか。と言うことだ。
(天和)
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