まだ寒さ厳しい早春の折、名古屋市東部にある牧野ヶ池緑地へ行ってきました!
お目当ては緑地に集まる鳥たち。特に、牧野ヶ池で見られる水鳥です。
ここは名古屋有数のカモ類の飛来地とのこと。
普段の名大内での散策ではなかなかお目にかかれない水鳥たちに期待が膨らみます。
参加者は7人。それぞれ自転車やバスで現地集合です。
当日は晴天に恵まれたものの、寒波が襲来。冷たくて強い風が吹き付けるなか、散策開始です。
早速、カワウやコブハクチョウが出迎えてくれました。
池の近くまで下りて行き、各々接近を試みます。全く動じる気配のないコブハクチョウ…
水鳥だけではありません!池を離れて移動する間にも様々な野鳥に出会うことができました。
この時期は葉が落ちているので、枝にとまっている小鳥を観察するにはもってこいです。
右上の枝に2羽のウソがとまっています。片方は♂、もう片方は♀でした。
頬に赤い色がみえるこの子は♂です。(♀には赤い色は見られません)
しばらく行くと、ルリビタキが現れました。
ルリビタキ♀です。♂は綺麗な青色をしていますが、
♀はこのようにややくすんだ色をしています。(♂も見たかったな〜)
池の別の場所までやってきました。
風に乗って岸の方へ流れてくるカモの群れは圧巻です。
ミコアイサ、ヒドリガモ、オナガガモ、オオバンなどがいました!
♂と♀で見た目が違うので、実際よりもたくさんの種類のカモがいるような気がします…
それにしても、本当に寒い!凍てつくような風で水面に白波がたっていました。
一行はこごえながら急いで水辺から退散です。
移動中の鳥の撮影も忘れません。
広場に到着しました。
緑豊かな公園です。ヤマガラがすぐ近くの木に飛んできました。
遊具で遊ぶにぎやかな子どもたちに背を向け、ヤマガラを撮影します。
しかし寒さのためか思ったほど鳥が現れません。
そして何より、寒くてこれ以上じっと観察していられない…!
お昼を食べた後、午後の散策を取りやめ、早めに切り上げることとなりました。
寒さは身にこたえましたが、普段水鳥を見る機会がなかなか無かったので
とてもいい勉強になりました!(防寒対策の重要性も身を以て学びました…)
〜おまけ〜
鳥の他に、あちこちでこんなキノコを見ることもできました。
どこにあるかわかりますか?
その名も、ツチグリです。
胞子を噴出した後は、やぶれて右のような形になるのだそうです。(いずれも牧野ヶ池緑地にて)
これは炭素格子だ byとみー
〜本日の登場人物鳥(フィールドノートより)〜
カワウ、コブハクチョウ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ミコアイサ、オオバン、
キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、
ツグミ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ウソ、スズメ、ハシボソガラス
〜おしまい〜
作成:なっさん