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 マンドリンオーケストラを形成している楽器のご紹介をします。

 マンドリンオーケストラとは簡単に言えば「ヴァイオリン属の楽器の代わりに、マンドリン属の楽器を使って構成された弦楽オーケストラ」です。

 マンドリンオーケストラは基本的にマンドリン、マンドラ、ギター、マンドロンチェロ、コントラバスの5つの楽器から編成されます。通常マンドリンは、第1マンドリンと第2マンドリンに分かれます。曲によってはこの基本構成に、マンドローネ、木管楽器、打楽器などを加えることがあります。



 ●マンドリン(英Mandolin、独Mandoline、伊Mandolino)


 マンドリンはイチジクを半分に切ったような形の胴体に、フレット付きの指板がついた楽器です。調弦はヴァイオリンと同じで高音弦からEADGですが、同じ高さの弦が2本ずつ4組、計8本の弦が張られています。ヴァイオリンと違って弓は使わず、ピックで弦をはじいて音を出す撥弦楽器です。ちなみにピックは一般的にはベッコウ製ですが、最近ではプラスチック製のものも使われるようになってきています。

 マンドリンの奏法にはトレモロ奏法とツップ(zup)奏法というのがあります。トレモロ奏法とは同一音を急速に反復する奏法で、ダウンアップを急速に繰り返し基本的に持続音を出せない撥弦楽器で持続音のように聞こえさせる奏法です。ツップ奏法とは音符の頭にだけ音を出す奏法です。

 マンドリンオーケストラでは普通マンドリンは2つのパートに分かれ、主に第1マンドリンは主旋律、第2マンドリンは対旋律を受け持っています。



●マンドラ(英Mandola、独Mandola、伊Mandola)


 マンドリンよりもひとまわり大きな楽器で、正確には「マンドラ・コントラルト」と「マンドラ・テノーレ」の2種類があります。現在はほとんどテノーレのみが使われており、単に「マンドラ」というと「マンドラテノーレ」をさします(名大ギタマンもそうです)。また、調弦はマンドリンより完全1オクターブ低くなっています(コントラルトはテノーレより4度高い調弦)。

 マンドリンよりも音色が柔らかで、メロディーにも伴奏にも 登場し、曲に広がりを持たせています。



●マンドロンチェロ(英Mandoloncello、独Mandoloncello 、伊Mandoloncello)


 マンドラよりさらに大きく、調弦も5度低い楽器です。親戚の楽器としてマンドロンチェロに高音弦を1組(2本)追加したマンドリュートなる楽器もあるようです。通常はマンドリンオーケストラの低音部を受け持ち、曲に厚みと迫力を与えます。

 名大ギタマンのチェロパートでは、代々アタックの強さから打楽器的奏法を得意としてきました。が、ときにはメロディーを美しく歌うこともあります。



●ギター(英Guitar、独Gitter、伊Chitarre)


 マンドリンオーケストラでは、クラシックギター(ガットギター)を使います。弦は6本中高音3弦はナイロン製、低音3弦はナイロン繊維に金属線を巻き付けたものがよく使われます。その弦を爪ではじいて音を出すため、金属弦をピックではじくマンドリン系の楽器よりも柔らかい音がします。調弦は高音弦からEBGDAEです。

 「禁じられた遊び」などのソロ曲も有名ですが、合奏では主に和音やアルペジオ(分散和音)による伴奏をしています。その音色と表現力で曲を豊かにします。

 ヴァイオリン属のオーケストラにはこのギターに相当する楽器がないので、マンドリンオーケストラの大きな特長の一つといえるでしょう。



●コントラバス(英Contrabass、独Kontrabass、伊Contrabasso)


 マンドリンオーケストラにおいて唯一ヴァイオリン属に属する楽器で、アルコ(弓)を使って音を出す擦弦楽器です。アルコ以外にも指で弦をはじくpizzicato奏法もあり、いわゆるウッドベース、ダブルベースとして交響楽団、吹奏楽団からjazzにいたるまで幅広く活躍している楽器です。

 その大きさはとてつもなく、エンドピン(高さ調節用の棒)を入れると実に2mをこします。一般的に(名大ギタマンでも)4弦ベースが使われていますが、大きな交響楽団などではたまに5弦ベースが使われることがあります。調弦は高音弦からGDAEとなっていますが、5弦ベースではこの下にさらにBが加わっています。A線開放の実音がヘ音記号の五線の一番下のAのさらに1オクターブ下となっていますから、実にオーケストラの最低音を担っていることになります。

 合奏では音量の大きさも助けて、曲を最低音で支え、曲に厚みと迫力を与えています。



●マンドローネ(英Mandolone、独Mandolone、伊Mandolone)


 合奏用としてコントラバスに倣って作られた低音用の超大型マンドリンです。その大きさゆえに演奏にはかなりの体力と技術を要します。

 通常、マンドリンオーケストラの最低音を担うのはコントラバスであり、マンドローネが使われることはあまりありません。それに、マンドローネのあるマンドリンオーケストラ自体が全国的に少ないというのが実状です(名大ギタマンには5本あります)。

 しかし、撥弦楽器主体のマンドリンオーケストラの中で、擦弦楽器のコントラバスの音は若干異質な部分があるので、その音の立ち上がりをカバーするためなどにマンドローネが使われることがあります。マンドローネが加わることにより、曲の迫力が増します。


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