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射撃の魅力

皆さんは、「射撃」というと 飛んでくる皿を撃つ競技（クレー射撃）だとよく思われるのですが， 僕らがやっているのはそれではなく，固定された標的を狙う競技（標的射撃）です。 クレーは動くものを撃つので当たればOKですが， 標的射撃は止まっているのでド真ん中を撃ち抜く必要があります。 このド真ん中を撃ち抜くことはかなり難しく， これを達成した時の快感といったら何ものにも代え難いものがあります。 やっぱりこれでしょう!!

うまくなってくると，これに近いことが何度もできるようになって， ド真ん中（１０点）を撃ち抜くことが何度もできるようになります。 そうすると、競技においても高い得点が出るようになってさらに面白くなります。

名大射撃部

射撃部は戦前からありましたが、現在の名大ライフル射撃部は、昭和32年に創部され， 以来多くの国体選手を輩出してきています。 その中には在籍中から国体に出場していた選手もいます。
クラブ全体としても、国公立大学の中で常にトップクラスに位置していて、 全日本学生ライフル選手権大会（インカレ）においても 何度か団体入賞をするなど，数多い名大体育会クラブの中でも， 優秀な成績を残してきているクラブといえます。

名大射撃場は，水・土曜日の公式練習日以外でも， 個人練習をするために部員は自由に利用できます。
一度来てみて下さい。 名大射撃場（写真）

練習風景（写真）

射撃の紹介

鉄砲

エアーライフル

空気銃です。入部したての人はまずこれをやります。 これは圧縮した空気で弾を飛ばします。 狙う標的は１０m先。でも弾の最大飛距離は約２００mあると言われています。 一見地味ですが、ストックと呼ぶ木の部分に色を塗ったりして、 カラフルな銃に仕立てあげ、個性を出すことも可能なのです。

スモール・ボア・ライフル

火薬銃です。２２口径の実弾を撃ちます。 こちらは５０m先の標的を狙うのですが、弾の最大飛距離は何と約２kmあると いうから驚きです。学生では撃っている人が少ないのに、種目数が エアーライフルよりも多いので、入賞するチャンスが増えるという おいしい話もあります。

弾

エアーライフル用

直径4.5ミリ、一発1円40銭！ただの鉛なので、 銃がないと飛びません。

スモール・ボア・ライフル用

こちらは、２２口径の実弾です。 薬きょう（金色の部分）火薬が入っていて、その爆発力で弾（灰色の部分） を飛ばします。

標的

エアーライフルの標的

大きさは10cm＊10cm （手のひらをいっぱいに広げると20cm＊20cm）。 これを10m先に置くので、実際に見えるのは更に小さくなります。 真中に穴が開いてると最高の結果なのです。 そのようには、オリンピック選手でもなかなか撃てないものなんですが， 誰でも１年に何回かは撃つことができます。